咳と痰が止まらない原因とは?長引くリスクと夜間の対処法を徹底解説
咳と痰が止まらない原因とは?長引くリスクと夜間の対処法を徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。
熱はないのに痰が絡む咳が続く理由には、呼吸器系だけでなく鼻や消化器の異常など多彩な原因が存在します。自己判断で風邪薬を飲み続けても効果が出ない場合は、以下の疾患を疑う必要があります。
代表格として挙げられるのが「咳喘息」です。ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)を伴わないものの、咳喘息の初期症状として喉のイガイガ感や夜間から明け方にかけての激しい空咳が続きます。放置すると約3割が本格的な気管支喘息に移行するとされており、早期の吸入ステロイド治療が推奨されます。
さらに、鼻水が喉の奥へ垂れ落ちて気道を刺激する後鼻漏による咳と痰も頻度の高い要因です。慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎を持つ人に多く、横になった際に喉へ分泌物が流れ込むため、就寝時に激しい咳反射を引き起こします。加えて、胃酸が食道へ逆流して迷走神経を刺激する逆流性食道炎と長引く咳の関連も近年広く知られるようになりました。胸焼けや酸っぱいものが上がってくる感覚を伴う場合は、胃酸分泌を抑える治療が咳の改善に直結します。