コシノ三姉妹の現在と経歴|なぜ全員が世界的成功を掴めたのか

コシノ三姉妹の現在と経歴|なぜ全員が世界的成功を掴めたのかにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

三姉妹が揃って世界で通用した最大の要因は、同じDNAを持ちながらも、クリエイションの方向性とターゲット市場が完全に棲み分けられていた点にあります。

デザイナー / ブランドデザインの特徴と美学主要な活動拠点・歴史市場ポジショニングコシノヒロコ
(HIROKO KOSHINO)東洋の自然観・墨絵などの和の伝統と西洋オートクチュールの融合。エレガントで構築的なフォルム。1978年にローマ・オートクチュール初参加。以降パリコレ出展、東京コレクションの中心的存在。プレタポルテ、百貨店ハイエンド層、アート・ライフスタイル事業コシノジュンコ
(JUNKO KOSHINO)「対極の美」。幾何学的パターン、フューチャリスティック、モノトーンを基調とした前衛的造形美。1960年装苑賞を最年少受賞。1978〜2000年パリコレ参加。北京・NY・キューバ等で国際ショー開催。モード、舞台・オペラ衣装、CIデザイン、空間プロデュースコシノミチコ
(MICHIKO LONDON KOSHINO)ストリートカルチャー、音楽シーンと連動したスポーティ&アバンギャルドなカジュアルウェア。1973年渡英。1980年代後半からロンドンのクラブシーンを席巻し、世界的なメガブランドへ。ストリートファッション、カジュアルアパレル、ライセンス展開

文化服装学院で学び、正統派のオートクチュール技術を極めたヒロコさんに対し、装苑賞を受賞して時代の寵児となったジュンコさんは前衛芸術へと舵を切りました。そして、2人の姉の眩しすぎる背中から逃れるように海を渡ったミチコさんは、当時誰も見向きもしなかったロンドンのクラブカルチャーに着目し、インフレータブル(空気で膨らむ)ジャケットなどの革新的プロダクトを生み出しました。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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