漆喰とは何か?職人が明かす100年持つ理由と珪藻土との本当の違い
漆喰とは何か?職人が明かす100年持つ理由と珪藻土との本当の違いについて重要なポイントを解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
漆喰とは、炭酸カルシウムを多く含む石灰石を焼成・加水して作られる消石灰(水酸化カルシウム)を主原料にした日本伝統の壁材です。消石灰に海藻糊(つのまた等)、スサ(麻や植物繊維)、油などを練り合わせることで、滑らかで強固な塗り壁材に仕上げます。
最大の特徴は、乾燥して終わりではなく、施工後に空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収しながら徐々に硬化していく「炭酸化反応」にあります。年月を経るにつれて化学的に元の「石灰石」へと戻っていくため、施工後何十年経っても強度が落ちず、むしろ硬さを増していきます。姫路城をはじめとする歴史的建造物の白壁が数百年もの風雪に耐え続けているのは、この卓越した素材特性によるものです。