インバート桝とは?雨水桝との違いや底部の溝構造・設置基準を徹底解説
インバート桝とは?雨水桝との違いや底部の溝構造・設置基準を徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。
かつて昭和から平成初期にかけての排水設備工事では、コンクリート製の桝を地中に埋め、現場の職人がモルタルを手作業で盛り上げて溝を作る「現場打ちインバート工法」が主流でした。しかし、職人の技術力によって仕上がりにバラつきが出やすく、年月の経過とともにモルタルが痩せて段差が生じたり、コンクリートが割れて汚水が地中に漏水したりする問題が多発しました。
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現在、戸建て住宅の現場で標準となっているのが硬質塩化ビニル製の「塩ビ小口径桝」です。内径15cm〜20cm程度のコンパクトな設計でありながら、工場成形による狂いのない均一なインバート溝を備えています。
塩ビ製桝には数多くのメリットがあります。内面が非常に滑らかで摩擦抵抗が極めて低いこと、継手部分の気密性が高く木の根の侵入や漏水をシャットアウトできること、そして軽量で施工性に優れている点です。耐久性も格段に向上し、現代の都市衛生を支えるインフラとして確固たる地位を築いています。