偽トロとは?仕組みと違法性・カツキティ倒産の真相&配信代替案
偽トロとは?仕組みと違法性・カツキティ倒産の真相&配信代替案の背景について、専門知識を基に徹底解説します。
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偽トロを語る上で避けて通れないのが、「ハードウェア改造の合法性」と「ゲームメーカーの規約」にまつわる問題です。
まず日本の法律(著作権法や不正競争防止法)における観点から見ると、単にハードウェアから映像信号を取り出して私的に録画・配信する行為そのものは直ちに刑事罰の対象となる違法行為とはみなされにくいのが法解釈の実態です。コピーガード(技術的保護手段)を解除してゲームソフトを複製しているわけではなく、表示されている映像をキャプチャしているに過ぎないためです。ただし、特許権侵害の回避や技術仕様のリバースエンジニアリング、販売時の商標権の取り扱いなど、製造・販売側には常にグレーゾーンがつきまとっていました。
一方で、メーカーとの契約関係においては完全にブラックです。任天堂をはじめとするゲームメーカー各社の利用規約では、「本体の分解・改造・非公式ハードウェアの接続」を固く禁じています。偽トロ化された本体は以下のような明確なリスクを背負うことになります。
① メーカー公式サポート・修理の完全剥奪
本体内部にハンダ付けやケース加工が施されているため、メーカーの正規修理窓口に送っても受付を拒否され、そのまま返却されます。
② オンラインプレイ時のアカウントBAN(停止)リスク
偽トロ基板の接続により本体の電圧変動や通信異常が検知された場合、ネットワークサーバー側から「改造機器」と判定され、ネットワーク接続遮断(エラーコードによるBAN)を受けるリスクが常に存在します。