捜査二課とは?一課や特捜部との違い・過酷な知能犯捜査の実態に迫る

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警察組織において、捜査二課が「エリート」と称される理由は、単に学歴が高いからではありません。求められる知的能力のハードルが極めて高い点にあります。 第一に、法律と会計に関する圧倒的な専門知識です。刑法の詐欺・横領・背任の構成要件はもちろんのこと、会社法、金融商品取引法、公職選挙法、租税法、さらには企業会計基準まで深く理解していなければ、被疑者である公認会計士や顧問弁護士と対峙できません。 第二に、特捜部との緊張関係が彼らを研ぎ澄ませます。歴史的に、大物政治家が絡む汚職事件では「警察(捜査二課)が先に動くか、検察(特捜部)が持っていくか」という熾烈な水面下の競争が繰り広げられてきました。元特捜検事や捜査関係者の回顧録でも、互いに内偵情報を察知されないよう深夜の尾行を繰り返した生々しい実態が明かされています。 検察特捜部が「最終処分権(起訴権)」を握るのに対し、警察捜査二課は「全国に広がる膨大な捜査員と機動力」を持っています。検察に頼らず、警察独自で巨悪を逮捕まで追い込む矜持こそが、捜査二課員をエリートたらしめている原動力です。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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