投資銀行とは?年収や激務の実態・商業銀行との違いを徹底解剖

投資銀行とは?年収や激務の実態・商業銀行との違いを徹底解剖の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

投資銀行(Investment Bank)という名称には「銀行」の文字が含まれるものの、そのビジネスモデルは三菱UFJ銀行や三井住友銀行といった一般的な商業銀行とは根本から異なります。最大の違いは、「預金者からお金を集めて企業に貸し出し、金利差(利ざや)で稼ぐ」のか、それとも「資本市場から直接お金を調達する手助けをし、手数料(フィー)で稼ぐ」のかという点に集約されます。

投資銀行と商業銀行の違いを機能面から整理すると、商業銀行の間接金融に対し、投資銀行は「直接金融」の領域を司ります。投資銀行の顧客は個人ではなく、大企業、機関投資家、政府機関などのプロフェッショナルに限られます。企業が新工場を建設するために500億円を調達したい場合、商業銀行は融資審査を行って自社の預金プールから貸し出しますが、投資銀行は新株の発行や社債の起債を取りまとめ、機関投資家に販売することで市場から資金を調達します。

包括的な投資銀行の業務内容一覧を俯瞰すると、主に次の4つの柱で構成されています。

  • コーポレート・ファイナンス支援:株式や社債の引き受けによる企業の資金調達プロデュース
  • M&Aアドバイザリー:企業の合併、買収、事業売却における戦略策定から価格算定、交渉の支援
  • セールス&トレーディング:株式・債券・デリバティブなどの金融商品を機関投資家向けに売買・執行
  • リサーチ業務:マクロ経済分析や個別企業・産業の財務調査レポートの作成・提供

欧米では1933年のグラス・スティーガル法成立以降、預金者の保護と金融システムの安定を図るため、商業銀行業務と投資銀行業務の分離が進められました。日本では証券会社が投資銀行の機能を担ってきた歴史があり、今日でも大手証券会社(野村證券や大和証券など)や、メガバンク傘下の証券子会社(三菱UFJモルガン・スタンレー証券など)が投資銀行ビジネスの中核を担っています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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