『死んだ妻に似ている』の真相と心理|金爆の衝撃作から現実の葛藤まで

話題沸騰中の 『死んだ妻に似ている』の真相と心理|金爆の衝撃作から現実の葛藤までについて、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

2015年にリリースされたゴールデンボンバーの『死んだ妻に似ている』は、音楽業界の常識を覆すアプローチで話題をさらいました。楽曲自体の完成度は極めて高い哀愁歌謡ロックでありながら、そのプロモーション手法と映像表現は異彩を放っています。

本作のミュージックビデオには、タレントの菊地亜美がメインキャストとして出演しました。鬼龍院翔が演じる主人公の「亡き妻」と、街で偶然出会った「亡き妻に瓜二つの女性」の二役を見事に演じ分け、視聴者の視線を釘付けにしました。

歌詞の意味を紐解くと、最愛の伴侶を失って絶望の淵にいた主人公が、街中で亡き妻にそっくりな女性を見かけ、激しく動揺しながらも惹かれていく心の動きが繊細に描かれています。しかし、ゴールデンボンバーらしい衝撃の結末(ネタバレ)が待ち受けています。感動的な再起の物語かと思いきや、物語のラストで明かされるのは、「似ているどころか、性格も行動も全くの別人であり、主人公の都合のいい妄想と執着だった」というシュールなオチです。

さらにCD販売形態として、CDではなく各メンバーの体臭を再現したフレグランスカードをメインにした「ボディースメルセンティッド(体臭付き)フレグランスカード」として販売(楽曲は特典CD扱い)されたことも、メディアで大きく報じられました。視覚・聴覚・嗅覚を巻き込んだ前代未聞の仕掛けが、このタイトルを伝説的なものにした決定打です。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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