極上ねっとり感を逃さない!プロが教える里芋収穫の時期と保存術
極上ねっとり感を逃さない!プロが教える里芋収穫の時期と保存術にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
掘り上げたばかりの株は、中心にある巨大な「親芋」の周囲に無数の「子芋」や「孫芋」が強固に固着している。これらを無理に手で引き剥がそうとすると、接合部の表皮が大きく裂け、保存中の乾燥や傷みの原因になる。収穫直後は半日ほど天日に当てて表面の余分な湿気を飛ばし、土がポロポロと落ちる状態になってから、親芋・子芋をやさしく揺らしながら外していくのが定石だ。
農業協同組合(JA)の出荷基準や流通現場でも徹底されている通り、家庭での長期保管においても「水洗いをせず、泥付きのまま保存する」ことが鉄則となる。泥の層が天然のコーティングとなり、芋自身の呼吸を抑えつつ水分の蒸散を防ぐ。新聞紙で数個ずつ包み、通気孔を開けた段ボール箱に入れて冷暗所に置くだけで、数ヶ月にわたって掘りたてのようなみずみずしさを維持できる。