お局様とはどんな人?理不尽な嫌がらせ心理と特徴・撃退法を解説
お局様とはどんな人?理不尽な嫌がらせ心理と特徴・撃退法を解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
組織の中で恐れられる「お局様」という言葉は、一体どこから生まれたのでしょうか。お局の語源・由来を遡ると、平安時代から江戸時代にかけて、宮中や大奥で個室(局)を与えられていた高位の女官「局(つぼね)」に行き着きます。本来は豊富な経験と高い見識を持ち、後進の指導や奥向きの統括を担う極めて格式高い敬称でした。
これが現在のようなネガティブなニュアンスへと決定的に変貌したのは、1989年のNHK大河ドラマ『春日局』のヒットが契機とされています。江戸幕府三代将軍・徳川家光の乳母として絶大な権勢を誇った春日局の過烈な立ち居振る舞いが世間の注目を集め、同年の流行語大賞・新語部門表現賞を受賞しました。折しも1986年の男女雇用機会均等法施行以降、職場に長期勤続する女性が増加した時代背景と重なり、「職場で幅を利かせる口うるさい古株女性」を揶揄する言葉として定着した経緯があります。
では、お局様の年齢と定義はどこにあるのでしょうか。バブル期から平成初期にかけては「20代後半から30代の未婚女性」を指す心ないレッテル貼りの側面もありましたが、現在では年齢そのものが決定要因ではありません。実務上は「勤続年数が長く、役職の有無にかかわらず職場の実質的な決定権を握り、個人的な感情やマイルールで周囲をコントロールしようとする人物」全般を指します。一般的には40代から50代以上のベテラン層に多く見られるものの、同僚歴が数年長い30代前半であっても、排他的な態度を取れば「お局化」していると見なされるのが実情です。