突然顎が外れたらどうする?自力で戻すリスクと正しい応急処置
突然顎が外れたらどうする?自力で戻すリスクと正しい応急処置とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
顎関節脱臼の最も厄介な点は、一度外れると関節包や周囲の靭帯が伸びてしまい、「反復性脱臼」や「習慣性脱臼」と呼ばれる外れる癖がつきやすいことです。これを防ぐためには、整復直後のケアと日常的な顎外れる癖予防策が欠かせません。
整復後は、少なくとも2〜3日間は下顎をベルトや包帯で固定し、大開口を防ぐことが推奨されます。さらに、以下の生活習慣を徹底して関節の安静を図りましょう。
【日常生活で実践すべき再発防止策】 ・あくびをする際は、下顎の下に拳や手のひらを当てて口が大きく開きすぎないようブロックする ・リンゴの丸かじりや厚みのあるハンバーガーなど、大開口を要する硬い食べ物は小さく切って食べる ・歯科治療を受ける際は、事前に「顎が外れやすい」旨を歯科医に伝え、こまめに口を休ませてもらう ・就寝時のうつ伏せ寝や頬杖など、顎関節に偏った外力をかける悪癖を改善する
もし習慣化してしまい月に何度も外れるような重度の場合には、口腔外科での関節鏡視下手術や、関節結節を高くする骨手術、ボツリヌストキシン(ボトックス)注入による筋緊張緩和療法などの外科的アプローチが検討されます。