オオコウモリの大きさが人間並みって本当?翼2Mの巨大種と日本の生息地を徹底解説
オオコウモリの大きさが人間並みって本当?翼2Mの巨大種と日本の生息地を徹底解説の重要なポイントについて、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
「オオコウモリは熱帯の遠い国の生き物」と思われがちですが、日本国内の南西諸島や小笠原諸島には独自の進化を遂げたオオコウモリが日常的に暮らしています。
沖縄の街中でも普通に見られる「クビワオオコウモリ」
沖縄本島や石垣島、宮古島などのクビワオオコウモリの生息地では、夜になると那覇市の国際通りや住宅街の街路樹(フクギやガジュマル、モモタマナ)に飛来する姿が日常的に観察されます。首の周りに黄色や白の襟巻き状の帯模様があり、キツネのような愛らしい顔立ちをしていることから英語では「Flying Fox(空飛ぶキツネ)」と呼ばれています。
夕暮れの空を大きな翼でゆったりと羽ばたく姿は、沖縄を訪れる観光客にとって驚きの光景となっています。
絶滅の危機から回復を目指す「オガサワラオオコウモリ」
小笠原諸島にのみ生息するオガサワラオオコウモリは、小笠原固有の唯一の哺乳類であり、国の天然記念物および国内希少野生動植物種に指定されています。
森林開発や外来種(ノヤギによる植生破壊やノネコによる捕食)の影響で一時は絶滅寸前まで減少しましたが、環境省や地元保護団体による保全計画、防護ネットの改良、防猫対策が進められた結果、生息数は回復傾向にあります。島民との共生を目指したエコツーリズムの象徴的存在です。