めんちょうとは?ニキビとの違いや潰す危険性・正しい治し方を徹底解説
めんちょうとは?ニキビとの違いや潰す危険性・正しい治し方を徹底解説の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
「めんちょう(面疔)」とは、主に鼻の頭、小鼻の脇、上唇の周囲といった顔面の中心部に生じる、毛包(毛穴の奥)およびその周囲組織の急性化膿性感染症を指す俗称です。正式な医学用語では「顔面癤(がんめんせつ)」に分類されます。
毛穴の浅い部分に生じる「毛包炎(毛嚢炎)」が悪化し、炎症が皮下組織の深層にまで達して硬い結節(しこり)を形成した状態が「せつ」であり、それが顔面に多発・単発したものを古くから面疔と呼んできました。皮膚科臨床において確認される面疔 原因の約80〜90%は黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)です。黄色ブドウ球菌は健康な皮膚表面や鼻腔内にも常在している菌ですが、皮膚の微小な傷、毛抜きによる刺激、バリア機能の低下、あるいは過労・睡眠不足・ストレスによる免疫力低下が引き金となり、毛包深部へ侵入して爆発的に増殖します。
面疔がニキビ以上に激しい自覚症状を伴うのは、皮膚の深部で強い炎症性浮腫と膿瘍(膿の溜まり)が形成され、周囲の知覚神経を圧迫するためです。面疔 症状の初期には硬いしこりと赤みが生じ、触れなくても脈打つようなズキズキとした強い痛み(拍動痛)を伴うのが特徴です。放置すると数日のうちに中心部が黄白色に壊死・化膿し、自壊して排膿に至るプロセスを辿ります。