【真相】なぜ日本人だけ全員水死?ノルマントン号事件と不平等条約の闇

【真相】なぜ日本人だけ全員水死?ノルマントン号事件と不平等条約の闇に関するポイントを分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。

Q1:なぜイギリス領事裁判所はドレーク船長を最初「無罪」にしたのですか?
A1:当時の領事裁判制度は、自国民を保護・擁護する傾向が極めて強く、裁判官役を務める領事も中立な法曹資格者ではないケースが多々ありました。英国領事館は、イギリスの海運業界の威信を守り、自国民に不利な判例を作らないために船長側の弁明を鵜呑みにし、日本人乗客側の証言が一切存在しない(全員水死した)状況を利用して無罪判決を下しました。

Q2:エルトゥールル号遭難事件(1890年)とは何が違うのですか?
A2:ノルマントン号事件のわずか4年後、同じ和歌山県串本沖でオスマン帝国(現トルコ)の軍艦「エルトゥールル号」が沈没しました。この際、日本の地元住民や政府は自らの危険を顧みず献身的な救助活動を行い、多くのトルコ人船員の命を救いました。外国人を見捨てたノルマントン号の船員とは対照的な日本の人道主義的対応が、今日に続く強固な親日・親トルコ関係の礎となっています。

Q3:中学・高校の歴史試験で頻出するポイントは何ですか?
A3:試験対策における最重要ポイントは、「1886年(明治19年)に起きたこと」「紀州沖で英船が沈没し日本人乗客のみ全員水死したこと」「不平等条約の『領事裁判権(治外法権)』への批判が高まったこと」「井上馨の欧化外交が批判され辞任につながったこと」「1894年の陸奥宗光による日英通商航海条約(領事裁判権撤廃)のきっかけとなったこと」の5点です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest