朝鮮と北朝鮮の違いとは?なぜ呼び方が異なるのか歴史と国籍の真相を徹底解説
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なぜひとつの地域であった朝鮮半島にふたつの呼び名が生まれ、分断されるに至ったのか。その発端は、1945年8月の第二次世界大戦終結にあります。
日本の統治から解放された朝鮮半島は、北緯38度線を境に北側をソビエト連邦、南側をアメリカ合衆国がそれぞれ占領統治しました。米ソの冷戦構造が深まる中、統一国家の樹立に向けた協議は決裂し、1948年8月15日に南側で「大韓民国」、同年9月9日に北側で「朝鮮民主主義人民共和国」がそれぞれ独立を宣言したのです。
両国はともに「自国こそが朝鮮半島全体の唯一の正統政府である」と主張しました。この正統性をめぐる対立が、国名呼称の決定的な違いを生み出しています。
韓国側は1897年に成立した「大韓帝国」にちなんで「韓」を自称し、自国を「韓国」、北側の体制を「北韓(プッカン)」と呼びます。対する北朝鮮側は、歴史ある「朝鮮」を継承して自国を「朝鮮」、南側を「南朝鮮(ナムチョソン)」と呼び続けています。日本国内では、外交上の配慮や報道の慣例から「韓国」「北朝鮮」という呼び分けが定着しました。