酒を飲まないのに肝臓の数値が高い?ストレスが招く肝機能悪化の真相

酒を飲まないのに肝臓の数値が高い?ストレスが招く肝機能悪化の真相について詳しく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

ストレスを受けると、副腎皮質からストレスホルモン「コルチゾール」が大量に分泌されます。コルチゾールは血糖値を上げて危機に対処しようとする防衛機構ですが、慢性的に分泌が続くとインスリン抵抗性を引き起こし、内臓脂肪や肝臓への中性脂肪蓄積を強力に加速させます。

いわゆる「ストレス食い」による糖質や脂質の過剰摂取は、肝臓に致命的な負担をかけます。コルチゾールが過剰な状態で暴飲暴食を重ねると、代謝しきれなかったエネルギーが中性脂肪として肝細胞に蓄積し、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/MASLD)へ直結します。

体型がスリムに見える人であっても、ストレス過多と不規則な食事習慣が重なると「隠れ脂肪肝」に陥るリスクが高まります。脂肪肝が放置されると、肝硬変や肝不全といった深刻な疾患へ進行する恐れがあるため、早期の生活是正が欠かせません。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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