半グレの実態と暴力団との違い|トクリュウ化する手口と防犯対策
半グレの実態と暴力団との違い|トクリュウ化する手口と防犯対策の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが満載です。
半グレを巡る言説には、事実と異なるバイアスが数多く存在します。安全を確保するためには、これらの誤った認識を正しておく必要があります。
第一の誤解は、「半グレは暴力団と敵対している」という見方です。黎明期には小競り合いも見られましたが、現在の実態は「共生・補完関係」にあります。暴対法で身動きが取れない暴力団幹部が、半グレを「下請けの集金装置」として利用し、半グレ側は暴力団の看板や暴力を後ろ盾としてトラブル処理に使うという、地下経済の役割分担が成立しています。
第二の誤解は、「実行役になっても初犯なら重罪にはならない」という甘い見通しです。闇バイト強盗事件では、指示役の指示に従っただけの末端であっても、強盗致傷罪や強盗殺人未遂罪が適用され、無期懲役や10年以上の実刑判決が下されるケースが相次いでいます。「知らなかった」「脅されていた」という主張は、司法の場では情状酌量の決定打にはなりません。