「ミスドの顔」ポンデライオンはなぜ消えた?現在の動向と驚きの真相

「ミスドの顔」ポンデライオンはなぜ消えた?現在の動向と驚きの真相について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

2000年代から2010年代初頭にかけて、ミスタードーナツの店舗はまさにポンデライオン一色でした。それにもかかわらず、なぜ現在これほどまでに姿を見かけなくなったのでしょうか。調査を進めると、ブランド戦略における3つの明確な構造変化が浮かび上がってきました。

第1の要因であり最大のターニングポイントとなったのが、2013年9月末に迎えた「ミスドクラブ ポイントカード」の終了です。かつてはドーナツを購入するたびにポイントが貯まり、手帳やぬいぐるみ、お弁当箱といったポンデライオングッズと引き換えるシステムが熱狂的なリピーターを生み出していました。しかし、システム改編や共通ポイント(楽天ポイント・dポイントなど)および公式アプリへの移行に伴い、ノベルティ引き換えシステム自体が廃止。キャラクターを前面に押し出した販促キャンペーンを展開する必然性が薄れた経緯があります。

第2の要因は、外部コンテンツや高級ブランドとの大型コラボレーション戦略へのシフトです。近年のミスドは「ポケモン」などの超強力な外部IPとのタイアップや、祇園辻利、ピエール・エルメといった著名パティシエ・老舗ブランドとの共同開発「misdo meets」に注力しています。ファミリー層から大人層まで幅広く新規顧客を取り込む施策が大当たりした結果、自社オリジナルキャラクターの出番が相対的に減少しました。

第3の要因は、店舗デザインのグローバル・モダン化です。従来のポップで親しみやすいファミリー向け内装から、木目を基調としたカフェ風のスタイリッシュな空間へと店舗改装が進みました。これに伴い、店内の壁面や什器に描かれていたキャラクターイラストが控えめになり、視覚的な露出が抑えられるようになったのです。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest