なぜ京都駅南に?伏見稲荷大社御旅所の謎と東寺の深層・稲荷祭
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普段の伏見稲荷大社御旅所は、地域住民が散歩に立ち寄る穏やかな空間ですが、稲荷祭の逗留期間(4月下旬〜5月上旬)に入ると境内周辺の様相は一変します。伏見稲荷大社御旅所屋台出店情報を追跡すると、神幸祭の当日および前夜、そして還幸祭の前後を中心に、御旅所境内および油小路通沿道に約50店から80店規模の露店・屋台が立ち並びます。
定番のたこ焼き、焼きそば、から揚げはもちろん、京都ならではの箸巻きやベビーカステラ、地元飲食店が手掛ける特別出店まで多彩なラインナップが揃います。本殿周辺のようにインバウンド観光客で身動きが取れない混雑とは異なり、南区・下京区の氏子家族連れや若者たちが集い、昭和・平成から続く日本の祭り情緒が色濃く残っている点が最大の魅力です。夕刻17時を過ぎると提灯に火が灯り、神輿の金色と屋台の灯りが幻想的なコントラストを描き出します。
また、コレクターの間で注目を集める伏見稲荷大社御旅所御朱印の実態についても取材しました。御旅所は通常期、神職が常駐していないため御朱印の授与は行われていません。しかし、稲荷祭の期間中(4月中旬の神幸祭から5月3日の還幸祭まで)は臨時の社務所が開設され、神輿が描かれた「御旅所限定御朱印」の書き置き・直書き対応が行われます。この限定御朱印は初穂料500円前後で授与され、春の京都巡礼における貴重な記念碑として高い人気を集めています。