タリアータとは?ローストビーフとの決定的な違いと簡単絶品レシピ
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タリアータ(Tagliata)の語源は、イタリア語の動詞「tagliare(タリアーレ=切る)」の過去分詞形に由来し、直訳すると「薄く切られたもの」を意味します。料理界におけるタリアータとは、厚みのある牛肉の塊をレアに焼き上げ、食べやすい厚さにそぎ切りにして大皿に盛り付ける肉料理を指します。
発祥地は、肉料理の聖地として知られるイタリア中部・トスカーナ地方です。トスカーナの名物料理といえば、巨大な骨付き肉を炭火で豪快に焼き上げる「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)」が有名ですが、このビステッカを食べやすくスライスして提供したことがタリアータの始まりとされています。
本場イタリアにおけるタリアータの基本スタイルは、スライスした赤身肉の上に新鮮なルッコラを敷き詰め、ピーラーで薄く削ったパルミジャーノ・レッジャーノを散らし、上質なエキストラバージンオリーブオイルと粗塩、バルサミコ酢を回しかけるというものです。肉単体で完結させるのではなく、ルッコラの心地よい苦味とパルミジャーノの濃厚なアミノ酸、そしてバルサミコ酢のフルーティーな酸味をひと口で融合させる「完成されたサラダ仕立ての肉料理」であることが、タリアータの最大の特徴です。