2017年衆院選の真相|自公圧勝と希望の党失速・立憲結党の全貌
2017年衆院選の真相|自公圧勝と希望の党失速・立憲結党の全貌を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。
メディアは「自公の圧勝」と報じましたが、選挙データを冷徹に分析すると、自民党の支持基盤が劇的に拡大したわけではないという決定的な事実が浮かび上がります。
自民党が小選挙区で獲得した得票率は47.99%(約2,671万票)でした。つまり、有権者の過半数が自民党に投票したわけではないにもかかわらず、小選挙区の議席占有率では75%(289議席中218議席)を独占したのです。この歪みを生み出した最大の原因は、小選挙区制特有の「野党候補の乱立」にありました。
全国の多くの小選挙区で「自民」「希望」「立憲(または共産)」の三つ巴の戦いとなり、反自公の批判票が希望の党と立憲民主党の間で見事に真っ二つに割れました。結果として、野党票の合計が与党候補の得票を上回っていながら、自民党候補が辛勝した選挙区が全国で60以上も存在しました。「自公が強かった」のではなく、「野党が自滅して票を食い合った」ことこそが、2017年総選挙の最大の勝敗要因です。