間質性肺炎の末期症状とは?最期の兆候と苦痛を和らげる家族のケア
間質性肺炎の末期症状とは?最期の兆候と苦痛を和らげる家族のケアについて重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
間質性肺炎が末期へと向かう段階で、最も顕著に現れるのが呼吸困難の悪化です。初期には階段の上り下りや入浴時など労作時のみに現れていた息切れが、やがて座っているだけ、横になっているだけでも襲ってくるようになります。肺が酸素を血液中に取り込む能力が著しく落ちるため、パルスオキシメーターで測定するSpO2(動脈血酸素飽和度)の急激な低下が常態化します。
血液中の酸素が欠乏すると、口唇や指先が紫色に変色する「チアノーゼ」や激しい呼吸苦が日常的に見られるようになります。肺の容積そのものが小さくなっているため、患者は酸素を取り込もうと必死に浅く速い呼吸を繰り返しますが、十分な換気は得られません。会話を交わすことや食事を口に運ぶことすら全身のエネルギーを消耗する重労働となり、全身の倦怠感や急激な体重減少(呼吸不全による悪液質)が急速に進行します。