メキシコ宇宙人ミイラの正体判明!科学検証とDna鑑定が暴いた真実
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マウサン氏側が最大の論拠として振りかざしていたのが「DNA鑑定結果」でした。彼らは公聴会において、「回収された遺伝物質の約30パーセント以上が既知の生物のデータベースに一致しない未知の塩基配列であった」と主張し、これこそが地球外起源の動かぬ証拠であるとアピールしました。
しかし、分子生物学の専門家によるデータ検証により、この主張のトリックはあっけなく崩れ去りました。古代DNAの抽出において、約1000年前の乾燥有機物は極度に劣化・断片化しています。これに加え、発見から加工、展示に至る過程で取り扱った多数の人間の皮脂や、土壌に含まれる無数のバクテリア・真菌が混入(コンタミネーション)します。次世代シーケンサーによる解析で「一致しない」とされる領域の大半は、単に配列情報が破損して参照データベースと照合できないノイズや環境由来の微生物ゲノムに過ぎず、新種の遺伝子を意味するものではありませんでした。
さらに、分析機関として名前を勝手に利用されたメキシコ国立自治大学(UNAM)の物理学研究所は即座に公式声明を発表。「当研究所が実施したのは依頼者から持ち込まれた炭素試料の年代測定のみであり、検体の出所確認や生体試料の採取作業には一切関与しておらず、地球外生命体であると結論づけた事実もない」とマウサン氏の牽強付会を厳しく批判しました。
事態を最も重く受け止めたのは、遺体の主産地とされたペルー当局です。ペルー文化省は、法医学専門チームの鑑定書を添えて記者会見を実施。押収された同系統の検体を分析した結果、「現代の合成接着剤(ポリ酢酸ビニルなど)を用いて人骨と動物の骨を張り合わせた粗雑な人形である」と断定しました。ペルー政府は、これらをプレ・インカ期の墓所から盗掘された神聖な文化財を損壊・冒涜して作られた違法密輸品と位置づけ、関与した組織に対する刑事告発に踏み切っています。