黄猿のモデルが田中邦衛である真相|尾田栄一郎の公認経緯と元ネタ
黄猿のモデルが田中邦衛である真相|尾田栄一郎の公認経緯と元ネタにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
黄猿の造形が田中邦衛さんをベースにしている事実は、ネット上の単なる憶測ではなく、原作者・尾田栄一郎氏自身の手によって幾度となく公認されています。単行本コミックスの読者質問コーナー「SBS(質問を募集するのだ)」において、三大将のビジュアルに関して読者から寄せられた質問に対し、尾田氏は昭和を彩った銀幕の大スターたちを直接のモデルとして描いた経緯を明快に認めています。
黄猿が初登場を果たしたのは、単行本52巻(シャボンディ諸島編)。天竜人を殴り飛ばしたルフィたちを討伐するため、巨大な砲弾に乗って優然と戦場に降り立ったその姿は、垂れ下がった眉と目元、独特の口元の歪み、サングラス越しに光る眼光に至るまで、誰もが一目で田中邦衛さんを連想する圧倒的な再現度を誇っていました。
尾田氏は幼少期から東映の任侠映画や時代劇を熱烈に愛好しており、卓越したカリスマ性と人間臭さを併せ持つ昭和の俳優陣に対して強いリスペクトを抱いてきました。尾田氏の美学において、最高権力を持つ海軍大将たちを「誰もがひれ伏すほどの風格と色気を持った本物の男たち」として具現化する際、田中邦衛さんという唯一無二の個性を宿した名優の起用は必然の選択だったのです。