うつ病の嘘を見抜く技術|仮病・新型うつの見分け方と職場の対処法
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同僚や部下の不調が本物であるかを確認する際、主観的な気分の落ち込みではなく「生理的・客観的な変化」に着目することがうつ病・詐病の見抜き方において極めて有効です。
以下は、米精神医学会の診断基準等を踏まえた、偽装が困難な客観的症状のチェックリストです。
- 外見・セルフケアの急速な低下:入浴の頻度が減り洗髪されていない、衣服の乱れやシワを放置する、無精髭やメイクの完全な放置など、身だしなみへの関心が失われているか。
- 客観的な身体・動作の遅延(精神運動制止):歩くスピードが極端に遅くなる、姿勢が常に前屈みである、会話の返答までに不自然な間(数秒〜十数秒)が空く。
- 短期間での顕著な体重増減:ダイエット等を行っていないにもかかわらず、1ヶ月で体重が数キロ単位で減少(または過食による急増)しているか。
- 日内変動の存在:典型的なうつ病では「朝方に症状が最も重く、夕方から夜にかけて少し持ち直す」という明確な時間的リズムが存在します。一日中均一に落ち込んでいる、あるいは都合の悪い時間帯だけ悪化する場合は要注意です。
これらの身体症状は、本人の意志や演技力だけで数週間にわたり偽装し続けることが極めて困難なバイオマーカー(生物学的指標)となります。