Glamorous Skyはアニメ曲?映画Nanaとの違いと誤認の真相
Glamorous Skyはアニメ曲?映画Nanaとの違いと誤認の真相についての真相をお届けします。
実写映画版主題歌である『GLAMOROUS SKY』の誕生プロセスは、当時の音楽業界でも異例のドラマに満ちていました。かねてよりL'Arc〜en〜Cielのファンであった原作者の矢沢あいが、直々にHYDEへ楽曲提供をオファーしたことからプロジェクトが始動しています。
HYDEは原作が持つ痛切な青春の疾走感、そしてナナの胸中にある孤独と情熱を見事に昇華させ、ストレートでありながら哀愁を帯びたパンクロックナンバーを書き下ろしました。後にHYDE自身も2006年のソロアルバム『FAITH』などでセルフカバーを披露していますが、男性ボーカル・女性ボーカルの垣根を越えて機能するメロディラインの強度は圧巻です。
また、作詞を担当した矢沢あいの言葉選びも、作品世界と深くリンクしています。タイトルにある「GLAMOROUS SKY」は、一見すると華やかな空景を連想させますが、歌詞を丹念に読み解くと歌われているのは「砕け散った硝子の破片」「届かない祈り」「雨上がりの虹を待つ切望」です。
「開け放した窓に 廻る乱反射の青」という歌い出しから象徴されるように、東京の雑踏の中で自らの音楽を掴み取ろうともがくナナと、恋と自立の間で揺れる奈々(ハチ)。2つの魂が交差する瞬間を切り取った歌詞は、映画の挿入歌という枠を超え、平成を代表する青春アンセムとして結実しました。