カーリングのストーンはなぜ高額で重い?無人島の石と最新センサーの真相

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伝統的な天然石で作られているストーンですが、上部に取り付けられたハンドル(取っ手)部分には現代スポーツ工学の粋が結集しています。

まず視覚的な特徴であるカーリングストーンのハンドルの色は、基本的に「赤(レッド)」と「黄(イエロー)」が採用されています。これは氷上の白いリンク面やテレビ放送のカラー映像において、もっともコントラストが高く視聴者・選手双方が識別しやすい色として国際規格化されたものです。

さらに五輪などの主要大会で導入されているのが、「アイ・オン・ザ・ホグ(Eye on the Hog)」と呼ばれるセンサーの仕組みです。カーリングでは、投球者がストーンを手放す際、手前のファウルライン(ホグライン)を越える前に完全に手を離さなければならない厳格なルールがあります。

ハンドル内部には熱や接触を感知するタッチセンサーが組み込まれており、氷下に埋設された磁気ラインをストーンが通過する瞬間、選手の指がハンドルに触れているかどうかをマイクロコントローラーが1000分の1秒単位で判定します。反則時はハンドル根本のLEDランプが赤く点滅し、即座に失格(ストーン除外)が宣告される仕組みとなっており、人間の肉眼では不可能な公平性を担保しています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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