名門大洋フェリー新門司港の罠!乗り遅れ続出の理由と送迎バスの真実
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北九州の交通結節点である小倉駅から新門司港までは、直線距離にして約15キロメートル離れています。公共交通機関が乗り入れていない臨海埋立地に位置するため、徒歩乗船客のほぼ全員が名門大洋フェリー新門司港送迎バスを利用することになります。しかし、まさにこの始発地点である駅構内において、多くの旅行者がトラップに陥っています。
現場取材で見えてきた最大の落とし穴は、名門大洋フェリー小倉駅バス乗り場の特異なロケーションにあります。小倉駅南口(小倉城口)に広がる巨大な西鉄路線バスターミナルへ向かってしまい、発車時刻直前になって「ここにはフェリー連絡バスは来ない」と気づくケースが頻発しています。実際の送迎バス乗り場は、新幹線改札に近い新幹線口(北口)の1階「貸切バスプール」です。改札フロア(3階ペデストリアンデッキ)からエスカレーターを下り、空港バス乗り場を通り過ぎた先の大型観光バス待機場まで、標準的な歩行速度でも5〜7分を要します。
さらに注意を払うべきは、JR在来線の名門大洋フェリー門司駅無料送迎を経由するルート設計です。送迎バスは小倉駅新幹線口を出発した後、門司駅前(南口側フェリーバス乗り場)を経由して新門司港へと向かいます。小倉駅発のダイヤはフェリーの出航時間に合わせて厳密に設定されており、第1便・第2便ともに原則として1便あたり片道1本(多客期は増便運行)のみの運行です。この無料バスに乗り遅れた場合、新門司港までタクシーを利用する以外に移動手段はありません。タクシー料金は片道で約5,500円〜6,500円に達し、夕方の北九州都市高速や県道25号線の自然渋滞に巻き込まれれば、乗船手続きの最終締め切りに間に合わなくなるという悪夢が現実となります。