呼吸すると背中が痛い!筋肉痛か重大疾患か見極める危険サインと受診科
呼吸すると背中が痛い!筋肉痛か重大疾患か見極める危険サインと受診科に関する最新のニュースをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
救命救急センターや地域医療機関の最前線を取材すると、背中の痛みを「ただの寝違え」や「筋力低下」と自己判断して受診が遅れた患者の証言が数多く寄せられています。Yahoo!知恵袋やSNS上でも、「昨晩から息を吸うと背骨の横がズキッとする。湿布を貼って様子を見ているが改善しない」といった投稿が日々繰り返されています。
都内総合病院の救急外来担当医は、現場の切迫感を次のように明かします。「『昨日重い荷物を持ったから筋肉痛だろう』と来院された40代男性が、造影CT検査を行ったところ急性大動脈解離(スタンフォードB型)だった事例や、数日前からの深呼吸時のチクチク感を放置して完全虚脱に至った自然気胸の患者さんは決して珍しくありません。特に日本救急医学会の緊急度判定支援システム(JTAS)においても、背部痛に呼吸苦や血圧変動が重なる症例は最優先トリアージ対象として扱われます」。
また、一般生活の中で頻発するのが「ぎっくり背中」と呼ばれる急性筋筋膜性疼痛です。朝起きた時の寝返り呼吸背中が痛い筋肉痛様の症状について、患者からは「身体の向きを変えようとするだけで激痛が走り、息を深く吸うことができない」という訴えが目立ちます。しかし、筋膜損傷による痛みと胸膜疾患による痛みは、初期の自覚症状だけでは一般人には区別がつきにくいという厳然たる事実が存在します。