講師と教師の違いとは?免許・年収・立場の決定打をプロが徹底解説

講師と教師の違いとは?免許・年収・立場の決定打をプロが徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

学校種が小学校・中学校から「大学」へと移ると、「講師」の持つニュアンスは再び大きく変化します。大学の教員組織は学校教育法第9章に基づき、明確な序列構造(キャリアラダー)が築かれています。

大学教授と准教授と講師の違いを整理すると、大学における「専任講師」は、助教(旧・助手)の上位、准教授(旧・助教授)の下位に位置する正規の専任研究教育ポストです。自ら講座を持ち、単独で講義や研究指導を担当できる独立した研究者として扱われます。欧米の大学制度における「Assistant Professor(助教〜専任講師に相当)」や「Lecturer」に該当し、決して未熟な立場を意味するものではありません。ただし、これとは別に週に数コマだけ外部から講義を受け持つ「非常勤講師」が存在し、こちらは1コマあたりの謝金で働く非正規雇用となります。

一方、塾講師と学校教員の違いは、組織の存在目的そのものにあります。学校教員は学習指導要領に基づき、生徒の学力向上だけでなく道徳教育、キャリア教育、全人格的な人間形成を担う公教育の担い手です。そのため、校務分掌(時間割作成、生徒会指導、安全点検など)に膨大な時間を割かれます。対して塾講師は、志望校合格や定期テストの点数アップという「学力向上・合格実績」という具体的な結果を顧客(生徒・保護者)に提供する民間サービス業のスペシャリストです。生徒指導や家庭環境への介入義務を背負わない分、純粋なプレゼンテーション力と指導スキルで評価される実力主義の世界といえます。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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