流出惨劇から18年――「ケツ毛バーガー」事件の教訓と2026年のデジタル・フットプリント生存戦略

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2000年代後半、日本国内では「Winny」や「Share」といったP2P(ピア・ツー・ピア)ファイル共有ソフトが全盛を極めていた。通信速度の飛躍的な向上とともに、大量のデータがネットワーク上を飛び交うようになった一方で、そこに潜んでいたのが「Antinny(アンティニー)」をはじめとする情報暴露型ウイルスだった。

このウイルスに感染すると、PC内に保存されていた個人ファイルや閲覧履歴、果てはデスクトップのスクリーンショットまでもが、利用者の意図に反して暗号化ネットワーク上にばらまかれた。一度ネットワークに放たれたデータは、世界中のノード(接続端末)にキャッシュとして自動複製される仕組みになっていたため、元ファイルを消去しても拡散を止める術は存在しなかった。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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