街で見かける青い鳥はカワセミ?イソヒヨドリとの見分け方と決定打
街で見かける青い鳥はカワセミ?イソヒヨドリとの見分け方と決定打に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
「カワセミに似た鳥」を探す際、色彩の「青」だけに囚われると見落としがちなのが、カワセミと同じカワセミ科に属する近縁種たちの存在です。これらは体色こそ青一色ではありませんが、頭身のバランスや嘴の形状、生態的ポジションがカワセミと瓜二つ、あるいはその巨大版と言える特徴を備えています。
山間の清流に君臨する巨大種「ヤマセミ」
山間部の渓流やダム湖などで見かける白と黒の鹿の子模様(まだら模様)をした大型の鳥がヤマセミです。全長は約38cmに達し、ドバト(ハト)やカラスに近い迫力あるサイズを誇ります。頭部には歌舞伎の連獅子を思わせる見事な冠羽を持ち、巨大なクチバシでアユやイワナなどの渓流魚を捕食します。色彩はモノトーンですが、シルエットとダイブ行動はカワセミそのものです。
全身燃えるような紅をまとう「アカショウビン」
初夏の山深く、鬱蒼とした広葉樹林の渓流付近で「キョロロロロ…」と澄んだ尻下がりの声で鳴くのがアカショウビンです。全長約27cm。頭から尾、そして極太のクチバシに至るまで全身が鮮烈な赤〜赤褐色に染まっており、別名「火の鳥」とも称されます。カワセミ科の特徴である太く長いクチバシを持ち、カエルやサワガニ、小魚を狙って水辺や林床へ飛び降ります。青くはありませんが、カワセミのシルエットをそのまま拡大して赤く塗り替えたような姿をしています。