夜中の怪音「キューキュー」の正体は?ハクビシンの鳴き声と撃退法

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ハクビシンが屋根裏に住み着いた際、最も甚大な被害をもたらすのが「ため糞(ためふん)」という特異な習性です。ハクビシンは縄張りの特定箇所を一箇所のトイレとして定め、そこに継続して糞尿を排泄し続けます。

放置された糞尿は数週間から数カ月で数十キログラム規模の塊となり、断熱材を腐らせ、やがて石膏ボードの天井板を突き破って室内に落下する事故を引き起こします。木材に染み付いたアンモニア臭と腐敗臭は建材の奥深くまで浸透し、通常の清掃では除去できないレベルの悪臭被害をもたらします。

衛生面における脅威も見逃せません。ハクビシンの体表や糞便には、以下のような寄生虫や病原体が潜んでいます。

  • 外部寄生虫(マダニ・ノミ・ヒゼンダニ):吸血による激しい皮膚炎やアレルギー症状、疥癬(かいせん)の原因となります。
  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群):マダニが媒介するウイルス感染症であり、発熱や血小板減少を引き起こします。
  • 人獣共通感染症(レプトスピラ症・サルモネラ菌等):乾燥した糞の粉塵が換気扇やエアコンを通じて室内に舞い上がり、呼吸器や経口経由で人間に感染するリスクがあります。
中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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