ケトアシドーシスとは?命を脅かす酸性化のサインと劇症リスクを解剖
ケトアシドーシスとは?命を脅かす酸性化のサインと劇症リスクを解剖についての真相をお届けします。
Q1:ケトアシドーシスは糖尿病でない健康な人でも発症しますか?
A1:極めて稀ですが、完全な絶食状態が長期間続いた極度の飢餓、大量のアルコールを短期間に摂取して嘔吐と絶食が重なった「アルコール性ケトアシドーシス」など、非糖尿病患者でもインスリン分泌が枯渇する特殊な条件下では発症します。また、清涼飲料水の大量多飲によって隠れ糖尿病が暴かれ、突如発症する例も多く報告されています。
Q2:アセトン臭が自分や家族の息からしたら、どうすればいいですか?
A2:甘酸っぱい果実や除光液に似た呼気臭があり、同時に激しい喉の渇き、頻尿、強い倦怠感、吐き気が伴っている場合は、代謝不全が危険水域に達している兆候です。自力での回復は期待できないため、我慢せず直ちに夜間救急外来を受診するか、救急車(119番)を要請してください。
Q3:ケトアシドーシスから回復した後、後遺症は残りますか?
A3:早期に適切な輸液とインスリン治療を受け、アシドーシスと脱水から離脱できれば、基本的には臓器への恒久的な後遺症を残さず退院できます。しかし、昏睡状態が長く続いたことによる低酸素脳症や、治療過程での重篤な脳浮腫を併発した場合は、高次脳機能障害などの後遺症を残すリスクがあります。