たけのこご飯3合の黄金比!失敗ゼロで料亭の味に仕上げる極意
たけのこご飯3合の黄金比!失敗ゼロで料亭の味に仕上げる極意の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
春先に出回る朝掘りの生筍を手に入れた場合、避けて通れないのがたけのこのアク抜き米ぬか下処理です。筍は収穫された瞬間から急激にえぐみ成分であるシュウ酸やホモゲンチジン酸が増加します。購入したその日のうちに下処理を行うのが鉄則です。
先端を斜めに切り落とし、縦に1本深さ1センチほどの切れ目を入れたら、たっぷりの水、米ぬか1カップ、赤唐辛子1本を加えた大鍋で強火にかけます。沸騰したら弱火にし、根元に竹串がスッと通るまで約40分〜1時間じっくり茹で上げます。ここで火を止めてすぐに取り出すのは禁物です。鍋に入れたまま完全に冷めるまで半日ほど置くことで、ぬかのカルシウムとえぐみ成分が結合し、筍の組織内からアクが完全に抜けます。
一方で、忙しい現代の食卓で圧倒的な支持を集めるのがたけのこ水煮炊き込みご飯簡単レシピです。水煮パックを使えばアク抜きの手間はゼロですが、特有の酸味や水煮臭さに悩まされるケースが散見されます。この原因は、酸化防止やpH調整のために微量に含まれるクエン酸です。
水煮の臭みを取り除く解決策は極めてシンプルです。ザルにあけて水洗いした後、熱湯で2〜3分ほど下茹でして冷水に取るか、電子レンジ(600W)で1分半ほど加熱して水分をキッチンペーパーで拭き取ります。さらに、切った水煮筍に分量内の醤油小さじ1を回しかけて下味をつけておく(「しょうゆ洗い」と呼ばれる和食の技法)ことで、水煮特有の嫌な酸味が完全に消え去り、まるで朝掘りを茹でたかのような芳醇な仕上がりに化けます。