カロリーゼロ飲料は体に悪い?「逆に太る」噂の真相と健康リスク

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「糖類ゼロだから血糖値スパイクが起きない」という安心感にも落とし穴があります。人工甘味料そのものは直接的な血糖値の上昇を引き起こさないものの、腸内環境の悪化(ディスバイオーシス)を通じて間接的に血糖値のコントロールを狂わせることが判明してきました。

学術誌『Nature』や『Cell』などに掲載された複数の研究によると、一部の人工甘味料を継続して摂取したマウスやヒトの腸内において、有益な善玉菌が減少し、糖の代謝を阻害する特定の細菌が増加することが確認されています。腸内細菌叢のバランスが崩れると、インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」や「耐糖能異常」が引き起こされ、結果として糖尿病の発症リスクを高める可能性が指摘されているのです。

また、人間の腸管内にも甘味を感じる受容体が存在しており、人工甘味料がこの受容体を刺激することで、その後に摂取した食事からの糖吸収が促進されてしまうという現象も報告されています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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