ラベンダーの育て方|枯れる決定的な原因と夏越し・剪定の極意
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近年の夏は都市部を中心に35℃超の猛暑日が連続し、ゲリラ豪雨も頻発します。この過酷な気象条件下でラベンダーを守り抜くには、ラベンダーの夏越し梅雨対策を前もって講じる必要があります。
梅雨時期は、鉢植えであれば雨が直接当たらない風通しの良い軒下へ退避させます。地面に直接鉢を置くと熱がこもり湿気が停滞するため、すのこやフラワースタンドを用いて地面から10cm以上浮かせるのが効果的です。庭植えの場合は、株元に敷き藁やバークチップを厚く敷くと湿気がこもるため逆効果になります。マルチングを行うなら湿気を逃しやすい軽石やゼオライトを薄く敷くか、あらかじめレイズドベッド(高畝)にして排水傾斜をつけておきます。
7〜8月の酷暑期には、直射日光による葉焼けと地温上昇を防ぐため、遮光ネット(遮光率30〜50%)を設置して西日を遮る工夫が生存率を左右します。水やりも日中の高温時を絶対に避け、気温が下がった早朝か日没後に行います。
冬の管理であるラベンダーの冬越し寒さ対策については、イングリッシュ系やラバンディン系であれば氷点下でも屋外放置で問題ありません。むしろ一定の低温に当たらなければ春に花芽を形成しない性質があります。ただし、耐寒性がやや劣るフレンチ系やレースラベンダーなどは、霜や寒風に直接当たると枯れ込むため、0℃を下回る寒冷地では日当たりの良い室内窓辺に取り込むか、不織布を被せて防寒対策を施します。