まぶたの裏で貧血チェック!画像で分かる白さの違いと受診目安

まぶたの裏で貧血チェック!画像で分かる白さの違いと受診目安の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

なぜ全身の酸素不足が、これほど露骨にまぶたの内側に現れるのでしょうか。まぶたの裏が白い理由の根底にあるのは、赤血球内に存在する含鉄タンパク質「ヘモグロビン」の枯渇と、生命維持のための血流再分配システムです。

赤血球は肺で酸素を受け取り、毛細血管を通じて全身の筋肉や脳、内臓へ酸素を供給しています。血液が赤いのは、ヘモグロビンに含まれる鉄イオンが酸素と結合した際、鮮やかな赤色を呈するためです。しかし、偏食や過度なダイエット、月経出血や消化管出血によって鉄分が流出すると、骨髄でのヘモグロビン合成が追いつかなくなり、ヘモグロビン基準値の低下が進行します。

血液中のヘモグロビン濃度が一定水準を割り込むと、脳や心臓といった生命維持に直結する重要臓器へ酸素を優先的に回すため、末梢血管が反射的に収縮します。眼瞼結膜のような末梢の毛細血管網へ流れ込む赤血球の絶対量が激減するため、赤みが消え失せて下地の結合組織が白く透けて見えるわけです。これが、肉眼で確認できる蒼白現象の病態生理です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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