犬が玉ねぎを食べた!危険な致死量と症状・絶対に避けるべきNg対応
話題沸騰中の 犬が玉ねぎを食べた!危険な致死量と症状・絶対に避けるべきNg対応について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
Q1:玉ねぎのスープを一口舐めただけでも動物病院に行くべきですか?
A1:はい、受診あるいは最低でもかかりつけ医への電話相談を強く推奨します。玉ねぎ中毒を引き起こす有機チオ硫酸化合物は水溶性であり、スープの水分の中に大量に溶け出しています。特に体重数キロの小型犬の場合、エキスが凝縮されたスープを大さじ1〜2杯飲むだけで危険域に達することがあります。「具を食べていないから」と放置せず、体重と飲んだ推定量を動物病院へ伝えて指示を仰いでください。
Q2:誤食から2日以上経ちますが元気です。もう安心しても良いでしょうか?
A2:安心するのはまだ早すぎます。犬のネギ類中毒の潜伏期間は通常1〜5日程度と幅広く、体内でじわじわと赤血球の破壊(溶血)が進行している最中である可能性が十分にあります。外見上は元気に活動していても、内部で貧血が進み、限界を迎えた瞬間に急激に倒れ込むケースが少なくありません。数日間は尿の色(赤褐色や紅茶色になっていないか)と歯茎の粘膜色を厳重に監視し、一度動物病院で血液検査(ヘマトクリット値の測定)を受けるのが最も確実です。
Q3:動物病院では具体的にどのような治療が行われますか?
A3:摂取直後(概ね2時間以内)であれば、催吐薬を注射して胃の内容物を吐き出させる処置を行います。その後、腸内に残った毒素の吸収を抑えるための活性炭製剤や胃粘膜保護剤を投与します。すでに時間が経過している場合や溶血が始まっている場合は、静脈点滴による脱水補正と毒素排泄の促進、抗酸化作用を期待したビタミン剤投与、重篤な貧血に対する酸素室収容や輸血療法などの内科的集中治療が施されます。