パスポート緊急連絡先の正しい書き方と誰を書くべきかの決定版

パスポート緊急連絡先の正しい書き方と誰を書くべきかの決定版にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

パスポートの最終ページにある記入スペースは、一般に「所持人記入欄」と呼ばれてきました。ここで知っておくべき重要な事実として、2020年2月4日以降に発給申請されたパスポート(冨嶽三十六景がデザインされた旅券)からは、公的な所持人記入欄が廃止されています。これは、偽造防止対策の国際標準化や個人情報保護の観点による仕様変更です。

現在の旅券では、最終ページに任意のメモ用として緊急連絡先などを書き込めるスペースが用意されているか、あるいは別紙の「緊急連絡先カード」を挟み込む形式が採られています。公的な記載事項ではなくなったものの、外務省および各都道府県の旅券窓口では、万が一の事態に備えて所持者自身による緊急連絡先の記入を強く推奨しています。

もしこの欄を完全に空欄のまま渡航し、現地で意識不明の重体になったり、大規模な自然災害・テロに巻き込まれたりした場合、在外公館や現地当局が身元を特定し、日本の親族へ連絡を入れるまでに数日以上の致命的なタイムロスが生じる危険性があります。海外旅行保険の適用確認や、緊急搬送・手術への同意取得が遅れるリスクを回避するためにも、事前の正確な記入が欠かせません。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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