ブリーチなしピンクの限界とは?黒髪・茶髪別の発色と失敗しない頼み方

ブリーチなしピンクの限界とは?黒髪・茶髪別の発色と失敗しない頼み方について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

カラー施術における最大の誤解の一つが、「ブリーチをしなければ髪は全く痛まない」という思い込みです。

黒髪から限界まで明るくピンクを発色させようとする場合、美容室では最もアルカリ度と脱色力の高い12〜14トーン用のリフトアップ薬剤を使用します。この薬剤はメラニン色素を削る力が強いため、ブリーチ剤(過硫酸塩)ほどではないものの、相応のキューティクルダメージや毛髪内部のタンパク質流出を伴います。

また、ブリーチなしダブルカラー(1液目でライトナーを使って12〜13トーンまでリフトアップし、流した後に2液目でピンクを重ねる手法)は、ブリーチを使わないため切れ毛のリスクは低いものの、実質的には2回分のアルカリ施術を受けることになります。施術後の丁寧なシステムトリートメントやホームケアを怠れば、毛先のパサつきや急激な退色を招く原因となります。

ダメージを極力抑えつつ高彩度を狙う場合は、キューティクルへの負担を軽減するイルミナカラーピンク系(ブロッサムやコーラル)や、アルカリを抑えた微アルカリカラー・酸性カラーを毛先に塗り分けるサロン設計を選ぶのが賢明です。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest