富士山滑落生配信事故の真相|閉山期の冬山で何が起きたのか完全検証
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通報を受けた静岡県警山岳遭難救助隊および山梨県警は、ただちに救助ヘリコプターを出動させ、地上からも部隊を投入しました。しかし、閉山期の富士山特有の強風と急激な天候悪化、激しい乱気流が救助活動を極めて困難なものにしました。
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滑落地点から推定される捜索範囲は、山頂直下から数千メートル下流に及ぶ広大なエリアでした。富士山は木の生えていない「すり鉢状」の地形であるため、一度滑落を始めると遮るものが何もなく、時速100kmを超えるスピードで数百メートルから1km以上も滑り落ちてしまう構造になっています。
事故発生から2日後の2019年10月30日午後1時40分頃、静岡県警の山岳救助隊が、標高約3,000m付近(須走ルート7合目付近)の雪上に倒れている人物を発見しました。遺体は激しい滑落の衝撃によって衣服や装備が激しく破損しており、損傷が激しい状態でした。
その後、静岡県警御殿場署による慎重な検死とDNA鑑定、所持品検査が進められ、11月12日に「遺体の身元は東京都新宿区在住の無職男性(47歳・配信者TEDZU)」と正式に発表されました。死因は頭部および全身の強打による多発外傷。山頂付近(標高約3,700m)から約700〜800mもの高低差を一気に滑落したと断定されました。