苦味を消し豆腐も崩さない!名店が教えるゴーヤチャンプル決定版
苦味を消し豆腐も崩さない!名店が教えるゴーヤチャンプル決定版の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
伝統的な郷土料理として沖縄県内で愛されるゴーヤチャンプルーには、水分が極めて少なく大豆の風味が濃厚な「島豆腐」が欠かせない。だが本州のスーパーマーケットでこれを入手するのは容易ではない。多くの家庭が木綿豆腐で代用するものの、加熱するうちにボロボロに崩れ、皿の底に白く濁った水が溜まる惨劇が繰り返されてきた。
このジレンマを鮮やかに解決するのが「塩茹で脱水」の技だ。木綿豆腐をキッチンペーパーで包んでレンジにかける旧来の方法は、熱が不均一になりパサつきを生みやすい。代わりに、1パーセントの塩を加えた熱湯で豆腐を丸ごと2分間茹でる。塩分が豆腐のたんぱく質を適度に凝固させ、余分な水分だけが綺麗に排出される。湯から引き上げて粗熱を取った木綿豆腐は、まるで本場の島豆腐のような弾力とコクを帯び、どれほど激しくフライパンを煽っても凛として崩れない。