ロッツォはなぜ悪役に?トイストーリー3の悲劇とその後を解剖
ロッツォはなぜ悪役に?トイストーリー3の悲劇とその後を解剖の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
焼却炉から逃げ出したロッツォのその後はどうなったのでしょうか。劇中のエピローグにおいて、彼はゴミ収集車の清掃作業員に拾われます。かつて自分も同じテディベアを持っていたという作業員により、ロッツォはゴミ収集車のフロントグリルにワイヤーでくくりつけられるという屈辱的な処遇を受けました。
先客としてグリッドに固定されていたカエルのぬいぐるみたちから「口を閉じておけよ、虫が飛び込んでくるからな!」と忠告され、絶望的な表情を浮かべるシーンで彼の出番は幕を閉じます。破砕されたり焼却されたりすることは免れたものの、かつて保育園の絶対君主として君臨した彼にとっては、泥と排気ガスにまみれ続ける最も皮肉な罰となりました。
監督を務めたリー・アンクリッチ氏は当時のインタビューで、「ロッツォを簡単に改心させたり、都合よく許したりすることは物語の誠実さを損なうと考えた」と語っています。なお、ピクサーの遊び心として、『カールじいさんの空飛ぶ家』の少女の部屋や『モンスターズ・ユニバーシティ』の背景などにもカメオ出演しており、ピクサーユニバース全体で象徴的なアイコンとして扱われ続けています。