剛腕・田中豊樹の現在地|戦力外通告と引退説の真相を徹底追跡
剛腕・田中豊樹の現在地|戦力外通告と引退説の真相を徹底追跡の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。
田中豊樹という投手を語る上で外せないのが、その圧倒的な球速です。記録された最速は157km/h。常時150km/hを超えるストレートは球威十分で、打者の手元でホップするような軌道を描いていました。
NPB通算成績を見ると、通算登板数は113試合、3勝5敗17ホールド、防御率4.32。特筆すべきは、巨人でキャリアハイを築いた2021年シーズンの安定感です。この年は39試合にリリーフ登板し、防御率2.84をマーク。被打率を低く抑え、勝利の方程式につなぐビハインドやワンポイント、時には勝ちパターンの一角として首脳陣の厚い信頼を勝ち取りました。
一方で、田中を終生苦しめたのが「与四球率(BB/9)」の高さでした。好調時は手が出ないほどの剛球を投げ込む反面、カウントを悪くした場面での四球から崩れるケースが散見されました。ボール威力が抜群だったからこそ、「ストライクゾーン内で勝負できるか」が常に首脳陣の評価の分水嶺となっていたのです。