車椅子の部位名称一覧!事故を防ぐ正しい呼び方と役割を徹底解説

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一般家庭やボランティア活動において、「親切心」や「無意識の思い込み」で行われている操作の中に、実は重大な危険を孕んでいるケースが存在します。ネット上で流布されている誤ったノウハウや思い込みを是正するため、代表的な3つの盲点を取り上げます。

第一の誤解は、「フットサポートに乗ったまま立ち上がらせる」という行為です。歩行が困難な利用者を介助する際、足置き板に足を載せたまま立ち上がらせようとする場面が散見されます。しかし、フットサポートは「走行中に足を宙ぶらりんにしないための支え」であって、利用者の全体重を支える強度は想定されていません。足を載せたまま前傾姿勢をとると、前輪キャスターを支点にして車椅子全体が前方へつんのめり、利用者が顔面から地面に投げ出される大事故を引き起こします。立ち上がり時は、必ずフットサポートを左右に跳ね上げ、両足をしっかりと地面につけなければなりません。

第二の誤解は、「アームサポート(肘掛け)を持って車輪を持ち上げる」ことです。段差に直面した際、焦った介助者が左右のアームサポートを掴んで車椅子ごと持ち上げようとする姿を目にします。しかし、多くの車椅子のアームサポートはボルト留めや差し込みピンで固定されているに過ぎず、体重と車体重量(計60〜80kg以上)の垂直負荷に耐える設計にはなっていません。最悪の場合、パーツが抜け落ちて車体が落下します。段差では絶対に力任せの持ち上げを行わず、ティッピングレバーを使った前輪浮かし、または後ろ向きでのスロープ引き上げが鉄則です。

第三の誤解は、「バックサポート(背もたれ)への荷物過多による後方転倒」です。外出時、プッシュハンドルに買い物袋やリュックサックを何重にも吊り下げる光景は日常的です。しかし、車椅子の重心は後輪のすぐ前に位置しています。利用者が前屈みになったり、一時的に降車した瞬間、後方に偏った荷物の重量バランスによって車椅子がひとりでに後ろへ倒れ、周囲の人を巻き込む事故へと発展します。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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