慰謝料とは?損害賠償との違いや相場・請求条件の最新実態を徹底解説

慰謝料とは?損害賠償との違いや相場・請求条件の最新実態を徹底解説についての真相を徹底解説します。

Q1:肉体関係がない「精神的な浮気」でも慰謝料は請求できますか?
A1:原則として、法律上の不貞行為は「自由な意思に基づく配偶者以外との肉体関係(またはそれに準ずる性交類似行為)」を指します。親密なメッセージのやり取りや2人きりの食事だけでは不貞行為と認められず、高額な慰謝料請求は極めて困難です。ただし、頻繁な密会によって夫婦の平穏な共同生活を著しく破壊したと立証できれば、例外的に数十万円程度の不法行為責任が認められる事例はあります。

Q2:慰謝料の支払いを踏み倒された場合、警察は動いてくれますか?
A2:警察は動きません。慰謝料の支払いは「民事上の金銭債務」であり、民事不介入の原則があるため警察が介入することはありません。踏み倒しに対抗するためには、合意時に作成した「強制執行認諾文言付き公正証書」や裁判所の勝訴判決をもとに、民事執行法に基づく財産開示手続や給与・預貯金の差押え手続きを自ら申し立てる必要があります。

Q3:弁護士に依頼すると費用倒れになる心配はありませんか?
A3:請求額や相手の資力によっては費用倒れのリスクがあります。一般的な着手金は20万〜30万円、成功報酬は回収額の10〜20%前後が相場です。回収見込みが50万円以下の場合、手元に残る金額が極めて少なくなります。初回の法律相談時に、見積もり費用と回収可能性を天秤にかけ、費用倒れの可能性を正直に指摘してくれる弁護士を選ぶことが防御の要となります。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest