禁忌のミイラの間とは?呪いの真相と2026年最新調査の全貌

禁忌のミイラの間とは?呪いの真相と2026年最新調査の全貌について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をお届けします。

かつてカイロ博物館の2階奥に位置していたミイラ室は、古びたガラスケースの中にラムセス2世やハトシェプスト女王といった名だたる王が並び、冷房の効きが不十分な薄暗い部屋に特有の異臭が漂う、極めて生々しい空間でした。2021年の「ファラオ黄金パレード」を契機に、22体の王室ミイラはフスタート地区のエジプト文明国立博物館(NMEC)へと移送され、現在では温度・湿度・窒素ガス濃度が厳密に管理された地下展示室で公開されています。

しかし、タハリール広場の旧エジプト考古学博物館が役目を終えたわけではありません。ツタンカーメンの黄金のマスクや膨大な副葬品が大エジプト博物館(GEM)へと段階的に移管される一方、旧館の「ミイラの間」跡地やバックヤードには、修復作業中あるいは一般未公開の神官・貴族階級のミイラが数千体規模で保管されています。観光客がガラス越しに見るきらびやかな歴史の裏で、現地研究員たちが日々向き合っているのは、生々しい防腐処理の痕跡と今なお劣化と戦い続ける有機体そのものです。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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