箱の作り方完全大全!折り紙から段ボールまで失敗ゼロの設計術
箱の作り方完全大全!折り紙から段ボールまで失敗ゼロの設計術に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。
手作りの箱が「どこか不恰好になる」「蓋をかぶせると本体が潰れる」という失敗は、誰しも一度は経験があるはずです。この現象が起きる根本的な理由は、設計段階で紙の厚み(ゲージ)を計算に入れていない点に尽きます。平面の図面上ではぴったり重なる寸法であっても、紙を90度に折り曲げた瞬間、角の内側には圧縮、外側には引っ張りの応力が働き、紙厚の分だけ外寸が膨らみます。
例えば、厚紙 箱の作り方 丈夫に仕上げようと2mm厚のグレー板紙を使用する場合、内寸を基準にすると外寸は左右で合計4mm拡大します。したがって、蓋をスムーズにかぶせるためには、本体の外寸に対して蓋の内寸をプラス4〜5mm余裕を持たせて箱の展開図 寸法を引かなければなりません。薄い折り紙であっても同様で、蓋付きの箱を折る際は、本体側を基準線より1〜2mm内側で折るか、蓋用の紙を本体用より数ミリ大きく切り出すのが鉄則です。
さらに仕上がりを劇的に変えるのがスジ入れ(スコアリング)の工程です。厚紙や段ボールをいきなり手で曲げると、表面の繊維が不規則に割れて強度が半減します。折り曲げるラインに鉄筆やインクの出なくなったボールペン、あるいは専用の骨ヘラ(ボーンフォルダー)を定規越しに当て、繊維をしっかりと押し潰してから曲げることで、機械加工のように鋭角で強固なエッジが立ち上がります。