テレビの歴史100年を完全解剖|白黒から液晶・ネット配信全盛へ
テレビの歴史100年を完全解剖|白黒から液晶・ネット配信全盛への見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
Q1:日本で一番最初にテレビに映し出された映像は何ですか?
A1:1926年(大正15年)12月25日、浜松高等工業学校の高柳健次郎助教授らの実験によって映し出された、ブラウン管上のカタカナの「イ」の字です。雲母板に墨で書かれた文字を光電管で電気信号に変換し、受像側のブラウン管に走査線40本で再現することに成功しました。この功績から高柳氏は「日本のテレビの父」と称されています。
Q2:なぜアナログテレビ放送は終了し、地上波デジタル(地デジ)に移行したのですか?
A2:最大の目的は、急増するスマートフォンや移動体通信に利用するための「電波周波数の再編・有効活用」です。アナログ放送は広大な電波帯域を占有していましたが、デジタル圧縮技術を用いることで、より狭い帯域で高品質なハイビジョン映像やデータ放送を送れるようになりました。空いた周波数帯は、現代の高速モバイル通信ネットワーク(LTEや5Gなど)の基盤として活用されています。
Q3:4K8K放送はなぜ期待されたほど普及していないと言われるのですか?
A3:テレビ受像機自体の4K化は進んだものの、専用アンテナや屋内配線の改修工事が必要なBS/CS放送に対し、工事不要で手軽に高画質動画を視聴できるNetflixやYouTubeなどのインターネット配信が爆発的に普及したためです。コンテンツ制作側や視聴者のニーズが「放送衛星からの電波受信」から「光回線・モバイル通信を通じたオンデマンド配信」へと完全に移行したことが主な要因です。